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ドメイン・モデル/リソースとイベント

resourceとevent

概要

SVOのモデルとして、S(ubject)とO(bject)はステレオタイプresourceのクラスとして、V(erb)はステレオタイプeventのクラスとしてモデル化します。

文法

resourceEvent

説明

企業システムでは、振る舞いの記録を残しておく必要があります。

前節ではSVOのVの部分を関連としてモデル化しましたが、関連ではメッセージの送受信を行うことはできても、その記録を残しておくことができません。この問題を解決するために、Vの部分をクラスとしてモデル化します。

この時、SVOの役割を明確にするために、ステレオタイプを用いてクラスの種類を記述するとモデルが分かりやすくなります。

SとOに対するクラスにはステレオタイプresource、Vに対するクラスにはステレオタイプeventを用います。

使用例

resourceEventExample

「顧客が商品を予約する」という関係は、「顧客」および「商品」をresourceクラスとして、「予約する」という動詞をeventクラスとしてモデル化すると上図となります。