MindmapModeling文法/BOI構造枝/出来事

「出来事」は、問題空間で発生する事象です。「登場人物」同士が会話したり、「登場人物」が「道具」操作することをモデル化したものです。

演劇のメタファという観点からは、舞台の上で役者が演じるさまざまなエピソードを思い浮かべてください。

BOI構造枝「出来事」の子ノードとして"出来事"を示す用語を配置します。出来事の用語には以下の構造枝を配置することができます。

主役

出来事を起こす登場人物。

相手役

出来事を受ける登場人物。

種類

出来事の種類。

種別

出来事に関する種別。

部品

出来事を構成する部品。

状況の変化

出来事によって発生する状況の変化。

また、出来事の用語には説明を入れることができます。説明は普通枝(通常のマインドマップの枝)で、マインドマップの手法に従って自由に情報を記述することができます。

マインド・マップ・モデルの「出来事」は、オブジェクト・モデルのイベント・エンティティ(event entity)に対応します。

イベント・エンティティは、オブジェクト・モデルの中で何らかの事象の発生に対応して生成されるオブジェクトです。