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MindmapModeling文法/BOI構造枝/登場人物

登場人物

「登場人物」は、開発対象のシステムの外部にあり、問題空間の中でアクティブに動き回る「人」や「物」です。システムの外側にありシステムと対話を行います。システムを利用する人、システムから呼び出される他システムといったものになります。また、開発対象のシステムそのものもモデルに登場させる場合には、この「登場人物」になります。

演劇のメタファという観点からは、舞台の上で演技をする役者とその役名を思い浮かべてください。

文法

登場人物

BOI構造枝「登場人物」の子ノードとして"登場人物"を示す用語を配置します。登場人物の用語には以下の構造枝を配置することができます。

種類
登場人物の種類。
種別
登場人物に関する種別。
役割
登場人物が出来事や物語で演じる役割。
部品
登場人物を構成する部品。
出来事
登場人物が起こす出来事。

また、登場人物の用語には説明を入れることができます。説明は普通枝(通常のマインドマップの枝)で、マインドマップの手法に従って自由に情報を記述することができます。

オブジェクト・モデル

マインド・マップ・モデルの「登場人物」は、オブジェクト・モデルのアクター(actor)に対応します。アクターは、システム外にありシステムと対話を行うオブジェクトです。